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2023.10.16

カミンズ、2023年のエネルギー管理インサイト賞を受賞

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カミンズ、2023年のエネルギー管理インサイト賞に選ばれる

2023年7月、クリーンエネルギーの世界的な普及・促進を目的とした国際会合であるクリーンエネルギー大臣会合(CEM)が、国際エネルギー管理リーダーシップアワードを発表。カミンズは、エネルギー管理システムの構築過程とその利点に関する高品質なケーススタディを作成したとして、エネルギー管理インサイト賞を授与されました。

「国際エネルギー管理リーダーシップアワード」とは、エネルギー使用の管理とエネルギーパフォーマンスの継続的な改善を目指す国際規格「ISO 50001認証」の普及・促進を目指す取り組みで、優れたエネルギー効率の改善とコスト削減を達成した団体を表彰し、その成功要因や教訓の共有を図ることを目的としています。

エネルギー管理に関するカミンズの取り組み

2016年、カミンズはISO 50001認証を取得した9拠点で国際エネルギー管理リーダーシップアワードの優秀賞を受賞しました。その授賞式で、当時カミンズの最高技術責任者を務めていたジェニファー・ラムジー(現CEO)は、2020年までにISO 50001の認証拠点を40拠点に増やすという目標を発表。現在、カミンズはこの目標を上回る45拠点でISO 50001認証を取得しています。

そして2023年、カミンズはISO 50001認証を取得した8カ国・45拠点でのエネルギー管理の取り組みと結果を説明した詳細なケーススタディを作成し、再び賞を獲得しました。このケーススタディには、2018年から2021年にかけて得られた以下の成果が記載されています。

  • エネルギーコストの総削減額(45拠点の累計):183,775,216 米ドル
  • 温室効果ガスの総削減量(※二酸化炭素換算):2,297,587トン
  • エネルギーを9%削減(絶対量)
  • 温室効果ガス(GHG)を18%削減

第4のエネルギー目標達成に向けて、全社一体で取り組むカミンズ

カミンズは、2006年から3度にわたってGHGの削減目標を設定し、その目標を達成してきました。そして現在、自社の環境サステナビリティ戦略「プラネット2050」において、2030年までに施設や業務からのGHG排出量を2018年比で50%削減するという4度目の目標に取り組んでいます。この目標を達成するには、ISO 50001認証の取得を含めたエネルギー管理の継続的な改善が必要不可欠です。

カミンズは今後も、会社全体でエネルギー使用の管理とエネルギーパフォーマンスの改善に力を入れ、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

※この記事は、2023年7月14日に英語版で公開された記事を抄訳、加筆したものです。

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